三共生興ファッションサービス株式会社 リテールディビジョン 高木 萌様に今後の展望をお伺いしました。

■ 高度なプリント技術を強みに成長したブランド「LEONARD」

 1958年に創業したLEONARDは、百貨店の高級ゾーンを主体としたブランドで、パリ・フランス発のプリントを施した婦人服を取り扱っています。ブランドを立ち上げたのは、当時非常に困難だったニットへのプリント技術を開発した第一人者です。これを契機に、多様な素材へのプリント技術が発展していきました。ブランドとして蘭の花をモチーフとしたフラワープリントに特にこだわりを持っていますが、現在ではその他にもさまざまなプリントの商品を展開しています。

■ ECを通じてVIP向けの施策を進める

 ECには新規のお客様にも訪問していただいていますが、長くご愛用いただいているお客様の購入で売上が作られていく面が大きく、全体の7~8割を占めています。ECでは新規のお客様をターゲットにしたいという考えもありますが、高額商品のため、1回目の訪問ですぐに買うお客様はなかなかいらっしゃらないと思います。そのため、店頭で接客を受けたことがあるお客様や、購入されたことのあるお客様のほうが多く購入されています。こうした背景から、現在はECを活用してVIPのお客様にだけ先行で商品をお見せするなど、VIP向けの施策に取り組んでいます。今後は、ECで特別なイベントにご招待するなども実施してみたいと考えています。

■ スピードアップとコストダウンで、ECのプロパー売上比率が伸びる

 元々、他社のプリントシミュレーションを利用していましたが、メイキップ社からコストや機能などの説明を受け、SASAGE.AIのほうが良いと感じて導入を決めました。画像生成までのスピード感は、他社と比較すると1週間くらい早くなりました。以前は依頼後にやりとりが複数回発生してしまい時間が余計にかかっていたところを、メイキップ社の場合は、初めに資料などを含めたやりとりを綿密に行えて、柄の位置やセンチ単位の調整の相談を前もってできたことが大きかったです。作業時間も削減できたうえ、コストも半分ほどに抑えられました。
 品質に関しても、他社と比較して綺麗だと感じていて、拡大して見たときの精度に満足しています。特に、LEONARD SPORTに関しては、社内のスタッフが確認した際も「写真だと思った」という声が出ています。LEONARD FASHIONのフラワープリントでも利用させていただいていますが、実物と比較すると100%とはいかない部分はあるものの、他社と比べるとかなり自然です。やる前は難しいと思っていたのですが予想以上に反応が良く、効果は出ていると感じています。EC上でのお客様の購入においては、今はメイキップ社のお力を借りて成り立っています。
 これまでは、ECで予約受注に力を入れたいと考えていたものの、商品撮影に1か月程度かかることが悩みの種でした。たとえば、ニットが5月にあがってきても、販売開始に間に合いません。特に、ECを始めたばかりの2020年頃は、すべての柄が揃ってから撮影していたため、店頭に商品が出てから1か月経たないとECで販売できないという状況でした。このように、従来はリードタイムが長かったところを、SASAGE.AIを活用することで前もって準備して販売できるようになりました。特に戦略的に先に売りたい商品を優先して依頼することで、ECによる予約受注・先行販売に注力できる環境を実現できました。
 ECでの予約受注が実現する前は、その商品のEC売上を作れない期間が長く生じていたわけですが、今年2月はSASAGE.AIによる画像のおかげで、プロパーの約半分の売上を予約受注で生み出すことができました。また、予約受注だけではなく、ECに商品を掲載することで店頭でもカタログ同様にお客様にお見せできるため、店頭での売上にも役立っています。たとえば、「この商品が入荷したら見たい」というように、お客様とお約束できるメリットにもつながり、実際にそのようなお問い合わせも増えています。また、ECで商品を見て店頭にいらっしゃるお客様も多く、導入効果を大きく感じています。

■ 店頭とECの両方を伸ばし、共存させていきたい

 VIP顧客をいかに大事にするかという視点で取り組みを進めていきたいです。店頭に関しては、生地を触ってもらってわかる良さもあると思うので、店頭なしでは難しいブランドではないかと感じている部分があります。またECとしては、VIPのお客様を大事にしつつ新規のお客様を取り入れる役目があると考えているため、EC限定のラインナップやECならではの目新しいコンテンツを試してみたいです。そのうえで、店頭とECの連携を通じたおもてなしの施策や、ECで予約した商品の店頭受け取りなど、どちらかを成長させるのではなく両方を共存させていきたいと考えています。

また、国外のEC市場では、商品の動画を掲載しているケースが多く利用されていることもあり、今後、SASAGE.AIで着用動画を作ることができれば、さらに発展できると思います。

<本サービスに関するお問い合わせ>

■社 名: 株式会社メイキップ

■電話番号 : 03-6265-3465

■メール : inquiry@makip.co.jp

■本サービス詳細 sasage.ai:https://sasage.ai

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